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田七人参は中国雲南省の高地で採れるウコギ科ニンジン属の植物で、中国の雲南省の東南部から広西省の西南部のごく限られた地域にしか分布しておらず、大変希少価値の高いものです。現存する人参属植物のなかでは、最も原始的なもので、第三紀古熱帯の2億数千年前から地球上に存在する「陸の生きた化石」と呼ばれる驚くべき生命力の強い植物です。栽培は難しく播種後3~7年後に収穫するため、「三七」と呼ばれます。収穫後は何と10年も雑草さえ生えないほど大地の栄養分を吸収してしまいます。
また、田七人参は生産量も少なくお金にもかえがたい大切なものという意味で「金不換」とも呼ばれています。主産地は中国の雲南省で、現産出量の85%を占めています。
高麗人参は健康食品として知名度が高いと思われますが、田七人参はまだまだ知らない人も多いかと思われます。実際、高麗人参は1000年以上前から日本に入ってきていたのに対し、田七人参が日本に入るようになったのはここ十数年のことです。これは、中国政府が長く禁輸政策をとっていたことが原因といわれています。 田七人参の成分は、主に有機ゲルマニウムや15種類のサポニン、フラボノイド、アミノ酸、鉄分、ビタミンA、B群、食物繊維、カルシウムをバランスよく含んでいます。特にサポニンの含有量が多く、高麗人参の約10倍の量が含まれています。また田七人参にのみ確認されている成分「田七ケトン」は、注目されている成分です。会員の評論
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